堀江貴文氏、兵庫県知事選の広報主張で物議のPR会社社長の記事公開に疑問も「盛りたい気持ちは分かる」
堀江貴文氏© サンケイスポーツ
実業家の堀江貴文氏が1日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜前9・54)に出演。兵庫県知事選で再選された斎藤元彦知事の選挙戦をめぐって、兵庫県のPR会社社長がインターネット記事で広報全般を担ったと主張し、公職選挙法違反疑惑が浮上している問題について私見を述べた。
斎藤氏は、ポスター制作費で約70万円を支払ったとしているが、公選法に抵触しないと一貫して主張。記事については事前に見ていないとしている。代理人弁護士は「SNS戦略や広報全般を任せた事実はない」と否定し、社長の記事の内容を「盛っているというように認識している」としている。
堀江氏は「そろそろ忘れましょう。どうでもいい。うんざり。みんなうんざりしているんですよ。だけど、一部の人たちがわーやれってなって盛り上がっているように思うんだけど、ノイジーマイノリティーの人たちなので。マジョリティーはそろそろ飽きたと思っている。そんなことばっかりやってるからどんどんテレビの視聴率が落ちてくる」とコメント。司会の爆笑問題から「(テレビで)今まさにやっている」「公選法に違反するかどうかが問題」と言われ、「こんなこと言いだしたら誰も選挙を手伝えませんよ。SNS選挙の時代に選挙は全部ボランティアで、ポスター代は支払われるけど、SNSを手伝った対価は支払えないじゃないですか。だから、ボランティアでやるしかないんだけど」とした。
斎藤氏の代理人弁護士は記事を「盛っている」としており、堀江氏も「PR会社の社長は完全に盛ってますよ。気持ちは分かる。盛りたい気持ちは。僕も小さい会社を経営してたときってできるだけ自分の手柄をと思うから。noteに書いちゃいそうな気はするけど、これはだめだよね。書いちゃ」とアピールしたい心情に理解を示しながら、実際に書いたことについては疑問視した。
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